サンプル百貨店のイベント「RSP55」で、日清食品のラ王(塩味)のサンプルをいただいたので、一緒に下さったアレンジレシピ集の中から、面白ラーメンを選んで作ってみました!
袋めんの日清ラ王(塩味)
ラーメンの王様、ということでラ王なんです。
堂々たるネーミングですが、名前に恥じないクオリティを持つインスタント麺だということは、もう皆さんご存知のはず。
今回は袋めん、塩味のラ王です。
ノンフライのストレート麺で、茹でた見た目や食感は、生めんと変わらないものになっています。
生めんのような美味しさを実現するため、麺は独自の構造をしています。
”コシとねばり”が強い生地を、”つるっともっちり”した生地が挟んだ三層構造、二種類の生地がサンドイッチ状になっているというわけです。
この技術のおかげで、インスタント麺の手軽さと、生めんの満足感を両方味わえるんですね!
アレンジレシピは、syunkonカフェで有名な、レシピブロガー山本ゆりさんが考案されたものです。
ラ王は、少しだけ手間をかけることで、本格的なラーメンに変身します。
自分では思いつかないアイデア、たくさん盛り込まれた素敵なレシピ集でした。
中でも目に付いたのは、番外編の「マジカルラ王」です。
なんだか怪しげな色のスープに、興味を惹かれました。
材料は意外にシンプル。
早速八百屋さんに行って、紫キャベツを買ってきましたよ~!
材料
基本、紫キャベツとレモンさえあれば、後は何とかなる感じです。
準備したのは、長ネギ、きのこ(ひらたけ)、紫キャベツ、レモン、ラ王、かまぼこです。
色がよく付きそうなきのこ、白いカマボコなど入れてみました。
調味料は、レシピの白ダシの代わりに、塩とだしの素を使っています。
紫キャベツを煮出す 紫→青
まずは材料を煮込みま~す。
色をしっかり出したかったので、キャベツをよく煮てから、ラーメンを投入しました。
すっごい濃い紫!
カマボコも入れて煮込んでいると、だんだんスープが青くなってきました。
魔女のスープって感じです。
麺もほんのり青く色づいています。不気味です。
液体スープを溶かす 青→紫
液体スープは、先に器の中で溶かしておきます。
お玉の中は青色ですが、スープの素と混ざり合うと、紫色に変化します。
ラーメンスープの準備ができたら、茹で上がった麺と具を盛りつけます。
マジカルラ王完成!
じゃーん!マジカルラ王の完成です!
青紫っぷりがすごいです。
ここまで準備してから、子供たちを食事に呼びました。
ラーメンを見るなり「何これ!?」と固まる姉妹。
最初の一口は、やっぱり恐る恐るです。
でもね食べたら、美味しいと言ってくれました。良かった~!
麺は完全にブルーに染まりました。
しかし、青って本当に食欲を失う色ですね。
味は普通なのに、色だけで「うぐっ」ってなってしまう。
レモン汁でマジカルタイム♪ 青紫→ピンク
レモンの出番がやってきました。
輪切りのレモンと、レモン汁を塩とだしの素で味付けした「変化スープ」です
レモンスライスに触れると、スープがピンク色に変わっていきます!
子供達は大喜びです!
変化スープを混ぜると、どんどん色が明るく変わります。
味も、もちろん酸っぱくなります。
酸味のあるスープも美味しいですよ。
後半はピンクのラーメンをいただきま~す。
気付けば、長女の服がマジカルラーメン色でした。偶然にも。
スープの色の変化のようなカラーリングです。
マジカルラ王は、子供たちにとっては、本当に魔法のラーメンでした。
ランチタイムがすごく楽しかったようです。その後、いろんな人に興奮気味に話していましたよ。
キャベツを煮出したスープは青色の「アルカリ性」、スープの素を混ぜると「中性」の紫色になり、最後はレモンの酸味で「酸性」のピンク色に変わります。
pHの授業って、中学の理科で勉強するのかな?
ラーメンを食べながらの実践的なお勉強だったら、楽しんでしっかり覚えてくれそうですね。また時々作ってみようと思います。